ほんとの帰京 |
みなさんこんにちは。昨日無事に福島から帰京いたしました!更新が遅れたことお詫び申し上げますm(_ _)m クラブユースU-15大会、サンガジュニアユースはベスト8という結果に終わりました。最後の試合は延長戦までもつれ込み、その終了間際に失点してしまっての敗戦でした。悔しい!! 9日間という長い間、僕はチームのサポートをする役割でいろんなことを学ばせてもらいました。まずはそのことに本当に感謝したいと思います。順さん、ありがとうございました!そして帯同に許可してくれた高本ディレクターをはじめ、拓ちゃんや普及部スタッフの方々本当にありがとうございました! さて、一度にいろいろ書けないので、一つ一つ学んだことを順番に書いていこうと思います。 今回選手たちは本当に持てる力を最大限に発揮していました。ゲームに出る11人のみならず、サブの選手やメンバー外の選手もそれぞれが自分に出来ることに全力を尽くしていたと思います。そのことがとても印象に残りました。 以前にも書きましたが、「coach」という英語の意味は「指導する」の他に「ある場所へ導く」という意味も含まれています。また「コーチング」という経営学用語は「持てる力を引き出す」意味で使われています。ジュニアユースのスタッフの方々と選手たちの関係から、それらの意味が体現されているところをしかと見せていただきました。 では指導者として、選手の力を最大限に引き出すにはどのようにしたらいいのか・・・。あくまで今大会を見た限りで感じたことですが、「こだわり」の大切さっていうのもある気がしました。サッカーの技術的なこともそうですが、試合に挑むときの一日のタイムスケジュール、ミーティングでの話す内容や話し方(抑揚や声の大きさなど)、選手の部屋割りや食事のとらせ方などなど・・・。 ヨーロッパでの育成年代においては、例えば食事の際にテーブルナプキンやフォーク&ナイフの使い方など、食事のマナーについても細かい指導が入るそうです。 今回、僕らが泊まったのは温泉旅館で食事などは座敷でしたので、そこで脱いだスリッパをきれいに揃えるよう選手に注意しました。チーム全体の流れの中でそれほど重要なことではないものの、今回のように長い期間共同生活をする上でよりよくしていこうと思うなら、ちょっとした気持ち良さがあることで、だらけた雰囲気や緊張感の欠如が少しでも食い止められるのではないかと考えたのです。それがどの程度効果があったかはわかりませんが、そういった細部に至るまで心配りをする「こだわり」も、指導者として重要な要素なのかな、なんて感じました。 ということで、まずは帰京報告と、指導者の仕事について考えさせられたことを書きました。また続きは次回ということで・・・。 |
by ynikki
| 2005-08-20 09:35
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