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横谷コーチからカレッジ生への魂のメッセージ
by ynikki
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ドイツで実はこんなことやってます。

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

実はご報告のタイミングがかっなり遅れてしまったのですが、8月末からデュッセルドルフのInternational Schoolが抱えるサッカーチーム(以下、ISDと書きますね。)でコーチをさせてもらっております!別に黙ってたわけではないのですが、契約等が落ち着いてから・・・、なんて思っていたらこんな時期に・・・。ごめんなさい。

ISDはドイツでは稀かと思われます、学校と密接に絡んでいるスポーツクラブ(ドイツではSportvereinと言います)で、サッカーのみならずバスケやバレーボールなど多種目も充実しています。土地柄、生徒の中に日本人も多いとのことで、日本人コーチを探していたそうなんですね。そのお話がこちらでお知り合いになった方を通じて僕のところへ届きまして、このような運びとなったわけなんです。(実は一度、正式に決まる前に少しブログに載せさせてもらっています。「愛情たっぷりの芝生の上で・・・」(2006年8月17日)

そこで僕は10歳以下のチームを担当させてもらっています。たまたまこの年代の子どもが多く集まったらしく、チームを3つに分けて編成。その3つ目のチームを担当していますので、僕の関わる子どもたちはほとんど9歳。それより下の子もいます。さらにはほとんどの子がサッカーをきちんと習うのが初めて・・・。未だにそうですが、毎日悪戦苦闘しております(笑)。

そしてなにせ、公用語が「英語」ですから・・・(・_・;)

でも、本当に興味深い経験をさせてもらっています。身振り手振りを交えて子どもたちや保護者の方々とコミュニケーションをとり、何とかして意図を伝えようと毎回必至です(^^;)。ちなみに、練習は週2回、土曜日にリーグ戦(チーム数の関係で、毎週という事ではないのですが・・・)を行なうという1週間のスケジュールです。

そんな中、今日は今年最終戦でした。しかも年が明ければまた新しくリーグ編成するようで、ひとまず今日までにホーム&アウェイの日程を全て終えるカタチになっていました。

最終戦である今日の結果は・・・、何と4-3で勝利!!

結果が全てではない事は言うまでもありませんが、初心者の子が多くいる中で、これまで多くの試合をボロ負けしてきました・・・(泣)。それなのに今日は、子どもたちの成長具合もうかがえ、そのうえ試合にも勝利できた・・・。

日頃大変な事が多い分、なんだかものすごく嬉しかったんです、個人的にも。もちろん、子どもも保護者も大喜びです!

ちなみにリーグ全日程を終え、3勝7敗0引き分け。順位はまだわからないので調べておきます。(3勝のうち、今日の試合以外の2勝は、リーグの中でダントツに力が劣るチームとの対戦で、勝利した!と声高に言える感じではありませんでした。ですので、実質今日がみんな初勝利の気分!)


さて・・・、



僕が一番言いたい事、それは、先日も書いたとおり自分の力が及ぶはずもない事が実現している感覚が常にあるという事です。

チームの話を持ってきてくださった方との出会い、そしてチームとの出会い、子どもたちとの出会い、保護者の方々との出会いなどなど・・・。
そして出会いだけでなく、とりあえずここまで何とかやってこれたのはいろいろな人の継続的な支えのおかげである事・・・。


子どもたちの成長がうかがえ、チームも勝利。良いことがあったから余計ではあるのですが、様々な人との出会いとその支えに、心の底から感謝したくなる・・・。ものすごく胸がいっぱいになる思いでいます。


そんな気持ちを忘れたくないということもあり、このタイミングでISDについて書いてみようと思ったのでした。英語ができないことで、子どもたちにネガティブな影響が出ないものか、そればかりが心配なのですが、今はひとまず、毎日毎回、一生懸命トライしていこうと思っています。

自分だけでなく、子どもたちだけでなく、保護者だけでなく・・・、みんなでHappyを共有できることを目指してやっています。僕自身、いつまでここにいれるかわかりませんが、やれる限り、このチームが“Big family”となる日を夢見ながら少しずつ、じっくりゆっくり頑張ろうと思います。

ドイツで実はこんなことやってます。_c0055009_832471.jpg

ほんま、保護者の方々に助けられております・・・(感涙)。またちなみに、このチームに日本人はわたくしだけであります・・・(。_。#)
# by ynikki | 2006-12-10 08:43

Wunderbar Dresden!!

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

気を抜くとあっという間に時間が経っていきますね・・・。更新をさぼっていたらいつの間にやら12月・・・。Dresdenに赴いたのが2週間も前のことになってしまいます。ごめんなさいm(_ _)m

ところで、どうやら今年のドイツの寒さは去年に比べてましらしい。でもおそらく今だけだと思いますが・・・(苦)。そんな中、曇りベースの毎日に、ちょっとした瞬間に晴れ間が見えると嬉しくなりますね。こんな感覚、日本にいたときにはあまり意識した事なかったなあ・・・。

さてさて、Dresdenは本当に風情のある街でした。風情って?みたいな質問をされるとうまく答えられませんが、僕の中でなんとなく、「風情」という言葉がとてもしっくり来るんです。「おもむき。あじわい。」という意味みたいですけど・・・。


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フラウエン(聖母)教会。ちなみに、諸手をあげて写真に写っているのは、今回僕の面倒をみてくれたH君。ほんまありがとう!
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「君主の行列」という名の壁画。長さ101m、すべてマイセン磁器のタイルに描かれているそうです。

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美味しいものまた見つけました!バニラアイスに生クリームか何かがミックスされアイスがふわふわに~!!う~ま~い~♪♪

Wunderbar Dresden!!_c0055009_5314674.jpg

旧東ドイツの信号機がかわいいキャラクターになっているのはご存知でしょうか?ドイツ名物の一つだそうです。ちなみに、これ、良くみるとおさげのある女の子なんです!本来は男の子。これは僕が見た限り、ドレスデンでもこの信号機だけでした!この次の日にベルリンに行きましたが、同じものは見当たりませんでした。珍しい!

Wunderbar Dresden!!_c0055009_529435.jpg

日が暮れてからの、ある通り。クリスマスマルクトという、クリスマス前に、通りに出店が出るのですが、それの直前という事もあり、綺麗に飾り付けされていました。

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車窓から見えた、エルベ川の朝焼け。


大満喫できました。その他、様々に見所の多いドレスデン。ほんま、めっちゃ気に入りました。これもH君のおかげです!ちなみに僕の中ではドイツの好きな都市ベスト3に入選!


ところで、この週末全くFootballを目にしませんでした。ただただ、この美しき街並に浸りつくしていたんです。でも、自分がこんな綺麗な街中を歩けている・・・。それだけで何らかの感性が磨かれていくような気がしています。ひょっとしたら気のせいかもしませんが・・・(笑)、それでも、気がつかぬところで、自分のFootballに反映される事を僕は純粋に信じています。

こうして足を運ぶ事はとても有意義であります。そして、その都度(今回で言えばH君の協力の下にドレスデン行きが実現したわけですが)、自分の力では到底及ばないことが、一つ一つ実現されている気がするんですね。自分という人間の小ささを感じつつも、自分の存在がいかにしていろいろな人の下にあるのか、それを実感しています。

これも僕自身の一つの生き様と、いつの日か表現できたら嬉しいと思います。ほんまみなさんに感謝です・・・。
# by ynikki | 2006-12-08 05:48

一つの生き様Ⅱ

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

また更新に日があいてしまいましたが、この前の週末はドレスデン~ベルリンに行っておりました。デュッセルドルフ(ドイツ西部)からドレスデン(ドイツ東部)まで電車で7時間(!)。帰りもベルリンから電車で6時間(!)。長旅でしたが、友人のご協力のおかげでとても有意義な時間を過ごせました。この様子は次回、詳しく書ければと思っております。

そんな週末、一件の悲報が。

京都パープルサンガ、J2降格・・・。

過去に少しばかり関わっていたクラブ。もちろん愛着もあります。そんなクラブの結果に、残念でなりません。今となっては一ファンでありますが、この悲報にうまく言葉にできない思いがあります・・・。しかし、この結果を次こそよい方向に進むきっかけにしてもらえたら嬉しく思います。


さて、先日の川相選手の記事の他に、こんなニュースを目にしました。11月21日(火)のYahooニュースからです。僕はどうしてもこの記事について書きたい!って思っていたんです。

60歳打撃投手が引退、田淵や星野と同期


「1日150球で、年間約4万球。28年間で112万球ものボールを投げ込んできた。」
って・・・。いろんな困難があったかと思いますが、28年もの間ボールを投げ続けていらっしゃった・・・。その間、目に見える結果なんてどのくらいあったのでしょうね。もちろん実際のところはわかりませんが、ただひたすらご自身のできる事、チームから要求されていることなどを全うされてこられたのではないでしょうか・・・。


この記事で改めて注目した箇所があります。

1968年(昭和43年)にドラフト1位で近鉄に入団。(中略)プロ5勝どまり。そして78年の現役引退後、西本監督から「手伝ってくれ」と要請されたのが打撃投手だった。

10年間のプロ投手生活にピリオドを打ち、打撃投手に転向されていらっしゃいます。要するに選手生活を「諦めた」わけですよね。


諦める【あきら・める】:
思い切る。仕方がないと断念したり、悪い状態を受け入れたりする。(広辞苑より)


世間一般ではネガティブな意味合いで使われます。
しかし、僕の愛読書の中の文言をきっかけに、漢字源で調べてみたところ・・・

「諦」:つまびらかにする。あきらか。いろいろ観察をまとめて、真相をはっきりさせる。

などの意味合いがあるそうです。
それを受けて「明らかに究める」、勇気を持って現実を直視するという意味に捉えることができるだろうと、我が愛読書には表現されていました(五木寛之著「他力」より)。

(※『3年B組 金八先生』の一場面でも、受験に失敗した生徒に向けて、同じように「諦めること」をポジティブに表現されていたのをおぼえています。)


長き短き人生において、様々な場面で決断を強いられます。または様々な困難が存在すると思います。その際、「明らかに究める」という意味で、上手に諦められたらと思ったりします。それが、この記事の方のように、28年間も野球人生を全うすることにつながるかもしれないのですから・・・。

自分らしい生き様を全うできたら幸せだろうと思います。そしてそれが今現在、自分の望む姿で実現できるならばなおさら・・・。
いろんな生き様を見せていただいております。感謝と共に、刺激を受けつつ、引き続き頑張ろうと思います。
# by ynikki | 2006-11-29 07:54

なつかしのFANTASISTA襲来!?

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

嬉しいことに、この週末を中心に我が(数少なき)友人がまたまた僕のもとを訪れてくれていました。

今回訪れてくれた彼とは高校が一緒でした。また、サッカー部員として3年間一緒でしたし、2年の時はクラスも一緒でした。

我が高校は当時、サッカー部に推薦入学する生徒もいて、一般入学した僕はサッカー部に入部当初、推薦生とは分かれてトレーニングしていたことを記憶しています。そう、今回来てくれた我が友人は推薦生。思い返せば、遠い存在でした(笑)。僕は補欠どころか各大会の登録メンバーにも入っていませんでした。それに引き換え、彼は2年になった頃にはレギュラーに定着。プレーはまさにFANTASISTA!そして、女の子にも人気がありました・・・(嫉妬・・・笑)。

そんな彼とは不思議な縁がありまして、2年生のときに同じクラスになっただけでなく、2年生の夏休みに行ったサッカー部の海外遠征(希望制で、近所の高校と合同でオランダとイタリアに行きました。)の際に同部屋だったんです。

大学に進学してから、なんとなく連絡を取り合う仲が続き、むしろ卒業してからの方が仲が良くなった気がします(どうですかね?)。

もうあれから10年経つんですね。早いものです。今回も昔話に花を咲かせていました。


さて、今回の滞在では、彼たっての希望により、ブンデスリーガの観戦に向かいました。思いのほか事前にスムーズにチケットが取れていましたので、幸運にも2試合観戦!

一試合目はボーフムvsフランクフルト。そうです、高原選手の応援です!
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そして2試合目は、僕のひいきにしているメンヘングラッドバッハへ。
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※試合後のスタジアム。チームカラーの緑色にライトアップ!




昔話の他にも、いろんな話をさせてもらいました。
仕事のこと、将来のことなどなど・・・。

その中で彼はコロンブスの言葉を引用してこんなことを教えてくれました。


ゼロから一をつくることは、難しい。
一から二をつくることは、易しい。

何かヒントを得たいと思うなら、
常に何かを考え、頭を働かせておかなければならない。

ゼロのままでは、何かが存在しても
自分の中ではゼロのまま・・・。
何をかけても答えはゼロのまま・・・。

電波をはっていなければ、
何かを感じることはできないのだから・・・。




まったくもっておっしゃるとおり。別に大それたことをする必要はなく、自身が学習し、成長を遂げる為にはちょっとしたところ、“ゼロを一に”しておくだけ。意外とそれが難しかったりもしますが、そんな心構えは、特に今の僕の状況、また、今後の人生においてもとても重要であると感じました。

こうして何年か時間が経過した後に、お互いが経験したことなどを持ち寄って話をすることはとても楽しいものですね。そして刺激を受けます。


Mein super FANTASISTA! Vielen Dank und Alles Gute!!
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デュッセルドルフの駅前です。徐々にクリスマスムード!駅のサンタの写真を撮ろうとしたら、「俺も入っていい?」ってさ。彼はお茶目な奴なんです(笑)。

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もう一枚。(笑)



PS;帰国した彼からのメールより。とても心強いお言葉をまたいただきましたので、載せさせていただきます。

>何事も自分を信じることから始まると思うので、お互い今の環境においてできる限りのことを精一杯取り組みましょう!

>そこで得られるであろう ”ヒント” は、仮に結果としては紙一重だったとしても、常に思考をめぐらせている者しか感じることができない聖域だと思うしさ。



頑張りましょう、お互いに!
訪独本当にありがとう!
# by ynikki | 2006-11-23 08:13

一つの生き様

僕はあまり野球には詳しくありません。しかしながら、京都で仕事を始めた頃でしょうか、なぜか今更ながら気になる選手ができました。それが今シーズン限りで引退される中日の川相昌弘選手です。Numberコラム

甲子園にも出場したことのある名ピッチャーだった川相選手は、巨人に入団後ポジションを野手にコンバート。その後活躍の機会が訪れるまで結構な時間が経過し、そしてその間にご自身の生きる道を見つけるに至りました。それがバント。犠打って言うんですよね、Fさん。塁に出ている味方選手を次の塁に進めさせるために、自分はアウトになって犠牲になる・・・。

そこにこだわり続け、世界記録・・・。現役24年間で通算533本。

はなから世界記録を目標に掲げ、バントの練習に励んでいたのでしょうか・・・?もしかしたらそうかもしれませんが、僕が勝手に想像するならば、バントという技術にこだわり続け、日々どうやったら成功率を高められるかや、どうすればチームに貢献できるかなど、毎日その時その瞬間にこだわり続けてきた結果なのではないかと思うんですね。

目に見える目標はその都度立てていらっしゃったことと思います。しかしながら、具体的に目に見えない部分において、一つの野球技術にこだわり、そうしているうちに世界記録という“目に見えるご褒美”が後からついてきたのではないか・・・。そんなことを思ったりしています。日々の学習とこだわりの結晶・・・。


世界記録という“目に見える結果”それ自体も、もちろんすごく尊敬する部分ですが、もう一つ、そんなun-visibleな“こだわりある生き様”というところに、僕は勝手に惹かれていました。

誠に勝手ながら「お疲れ様でした!」と言いたいと思います。24年間もプロ野球選手として生きてこられたわけですから・・・。これからも応援しています。

一つの生き様_c0055009_6312747.jpg

# by ynikki | 2006-11-14 06:36