excitemusic

横谷コーチからカレッジ生への魂のメッセージ
by ynikki
ICELANDia
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
リンク
Footballの美味しいレシピ!ここにあります!!
the-first-touch

スポーツビジネスとスポーツマネジメントの第一歩を踏み出す学生へ!
アドバンスカレッジ2005

我が大学時代の愛すべきトレーナーのブログ。アツイ男がここにも1人。
v-trainer
ライフログ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2006年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

充実した平日②

3日目。再び湖へ。今度は、泳ぎがメイン。でも僕は泳げないので水に浸かってました(笑)。ゆっくりのんびり、本を読んだり寝転がったり・・・。いままでこんな風に時間を使ったことってあったかなって思い返していました。それに、これからもこんな時間を持てることは果たしてあるのかないのか・・・。そんなことを考えながら寝転がっていました。
c0055009_2305693.jpg


そして最終日。4日目はアーヘン市外まで車に乗りながら案内してくれました。先日ツール・ド・フランスで通った道を通り、3つの国境が集まるところやアーヘンのある大聖堂など・・・。
c0055009_2313842.jpg




さててさて早足でお伝えしましたが、この4日間、全く日本人など全くいない町ですので、ドイツ語に浸りとても勉強になりました。が、それ以上に、僕の世話をしてくれた長男を筆頭に、パパさん、ママさん、次男とその息子、愛犬ブルーノ、皆がとても温かい人間性の持ち主だったんですね。

元来、緊張しいの僕ですので、決まって人の家にお邪魔する時は恐縮してしまうんですね。でもこの家に入るなり、不思議と終始リラックス。

僕が変わったのか・・・?いや、僕が思うに、このご家族の“空気”がそうさせていると思うんです。(申し訳ないのですが、空気までは僕の文章力では上手くお伝えできません。)もちろん、基本は僕のことを紹介してくださった方との信頼関係があるからこそ、僕にもとても良くしてくださったわけですが、そこを踏まえたうえでも、人間としての温かみ、ホスピタリティーに満ちたその姿勢に感服させられました。そしてその“空気”から学ぶべきところも多く存在していたように思います。

ここで過ごした時間、とっても充実していました。ドイツ語の勉強だけでない“何か”を感じさせてくれた4日間だったと思います。“空気”は大切ですね。その要因・根拠として一つだけ言えるのは、決してそのご家族皆さん、無理がない。いたって自然体。僕が日本人、ドイツ語が話せない、知り合って間もないなどなど、全く気にしていない(気になっていたとしてもそれを表面上には出さない)。それが良い“空気”をかもし出していたのではないかと思います。

自分がまたちっちゃく観えました(^^)良いご家族です!最高でした!ご紹介くださってありがとうございました。

c0055009_2371167.jpg

            Vielen Dank!!!!! (長男Henrikと・・・。)
[PR]
by ynikki | 2006-07-28 02:41

充実した平日①

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?前回の更新からまたまた1週間以上経ってしまいました。早いものです。更新が遅くなり申し訳ありません。

実はある方のご紹介を通じて、僕はベルギーとの国境沿いの町に住むドイツ人家庭にプチ・ホームステイをしておりました。3泊4日。当初は日帰りになるのか、1泊するのか程度の感覚でお邪魔したのですが、結局なんだかんだで3泊4日も滞在させていただきました。ですので、“結果的に”プチ・ホームステイとなったわけです・・・笑(今回は写真を中心にお伝えしようと思います)。

初日到着するや否や、「Ryo!今から泳ぎに行くよ」と今回僕の世話をしてくれた長男31歳(ちょい悪オヤジ予備軍・・・笑)が僕を湖まで連れて行ってくれました。ゴムボートを膨らまし、こぎながら大きな湖を1周。時に沖で止まって泳いだりしながら、僕は何とかドイツ語で会話しておりました(笑)。午後にお宅に到着したこともあり、初日はこれで終了。

2日目。「Ryo、車でどこかに行くか、それとも自転車で周るか、どっちがいい?」といったニュアンスのドイツ語が聞こえてきました。「自転車で・・・」という僕の返答をもとに、この日はサイクリングへ出かけることになりました。ただ、この時どんなサイクリングになるのか、想像もしてませんでしたけど・・・(・_・;)


サイクリングのはずなのに・・・
c0055009_3371665.jpg

道なき道、しかもこの瞬間は線路の上(!!)を歩いてました!

c0055009_3531578.jpg

でも多くの坂道を登りきると、そこには見渡す限りの青空とすばらしい景色!(他にももっとたくさんすばらしい景色がありましたよ!)


で、しきりに「Ryo!Cooles Blondがもうすぐだよ!」と言っていたのですが、その正体は・・・

c0055009_3401376.jpg

Bier!!!直訳すると「クールなブロンド色のもの」。またの名を「クールなブロンド髪のおねえちゃんだよ(^^)」って言ってました(笑)。ビールの名前でなく、たとえた表現だそうです。
しかも2回休憩(笑)。
c0055009_3423629.jpg



なんだかんだで結局合計50㎞、時間にすると4時間以上走り続けました!めっちゃ疲れた~!


で、なんと夜はBBQ!!当然僕以外全員ドイツ人です(>_<)僕はこの雰囲気の中で肉食ってました(笑)。長男は赤ワイン4本あけてヘロヘロになってましたわ(笑)。
c0055009_3502333.jpg



以上、2日目まででした。朝はゆっくり起きて、のんびりお散歩。午後からこうしていろいろ連れて行ってくれて楽しい時間を与えてもらいました。

後半はまた後日に・・・。


※最後に雲ひとつない青空をどうぞ。「Kaiser Wetter(直訳:皇帝の天気)」って言うんだよって教えてくれました。
c0055009_473194.jpg

[PR]
by ynikki | 2006-07-25 04:03

幸運な週末③、そして・・・。

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

あれから1週間。早っ!!
一週間前の土曜日はシュツットガルトに向かう電車の中でした。鈍行列車で7時間(!?)。でも景色見ながらゆっくりのんびり。性格はせっかちやけど、自分の人生と重ね合わせてみたりして・・・笑。

さて、幸運な週末③の舞台、それはこちら・・・↓↓↓

c0055009_19274691.jpg


結果から申し上げます。何とわたくしはワールドカップ決勝戦のスタジアムにいました!!

というわけで、その経緯をお伝えしようと思いますm(_ _)m

シュツットガルトで3位決定戦を観戦した翌日。僕は隣町に向かいました。知人の親子さんが、とあるサッカーキャンプに参加するということでお邪魔しに。(久しぶりにお会いできて嬉しかったです!)
そしてTRを見学したりなどなど、お昼に指しかかろうとした時、コーディネートされていらっしゃった日本人コーチの方が僕のところに来て一言。

「Final観にBerlinまで、今から行く気ある?」

??? 何言ってんだ、この人??

すぐに意味が理解できませんでした。で、数秒後。
「えぇ~!!!!!!Final???!!!」

混乱した頭の中を整理し、気持ちを落ち着かせ、改めて一言お返事。

「行きます。」

諸事情により行けなくなったチケットが一枚残っていたそうなんです。そして(今回来られていた親子さんが僕の存在を推薦してくれた事と思います・・・嬉涙)そのチケットが僕に回ってきたというわけです。(本当にありがとうございました。)

しっかりと御礼する暇もありませんでした。なぜなら、その時午前11時。試合開始20時。デュッセルドルフからベルリンまで特急でも5時間近く。そんなことが起こるとはもちろん予想打にせず、でしたので、約束していた友人との観戦もキャンセルし(ごめんなさい)、慌しく自宅に戻り、支度し、いざベルリンへ!

Berlin! Berlin! Wir fahren nach Berlin!!(文法、スペル等合っている自信なし・・・笑)

c0055009_1963272.jpg


で、無事着きました。Olympiastadion Berlin。
ほんまこれこそ騙されてるんちゃうかなって本気に思いました。それとともにこんなことあるんやなって。だってお祭りの福引すら当たったことがないんですよ。逆に、ビビリの僕は怖くなっていましたよ。この先の僕の人生は下り坂か、って・・・(。_。#)

試合内容など、それはみなさんご存知のことと思います。ジダンの退場劇も(会場では何が起こったのかわかりませんでしたけど)。

c0055009_1972325.jpg


そして帰り際、胸がジワッと熱くなりました。もう終わってしまったのか、ということと共に、一スポーツであるFootballに、これだけの人が一喜一憂、感情を込めることができるっていうすばらしさに・・・。Footballの長き歴史を感じた気がしました。人々の人生の片隅にいつもFootballの存在があり、これまで多くの人々を大なり小なり幸せにしてきた。そんな歴史を経て、培われたからこそ今がある。だから僕もこうして“今”楽しみ、幸せを感じることができる・・・。日本Footballの歴史も、少しずつ積み重ねられているはずです。

c0055009_199262.jpg




本当に幸運な週末、いや幸運な1ヶ月でした。でもそれはWMが観られたからなのか・・・?

もちろんそれもあります。本当に幸せなチャンスをいただきました。でもそれだけではなく、WMを通じていろいろな人と出会い、再会することができたんですね。この週末のAlexしかり、決勝戦では院時代の友人に3年ぶりの再会。絶対に僕は、そこを疎かにしたくないんです。

そして、これまでにいろんな出会いがあったからこそ、今回WMを観る機会に恵まれたとも考えられます。自分が広げていた帆に、WMをきっかけとして良い風が舞い込んだんだと思います。要するに、これまでに“帆を揚げるきっかけ”をすでにいただいていた、ということかもしれません。

そう思うと、今回の多くの人との出会いや再会、WM観戦なども、僕自身の人生の上で、自分の帆をより広く、高く掲げる為の“準備”として捉えられるのかもしれない。今後の人生において、また“次の風をキャッチする為の風”だった・・・。きっと次の風を受けるきっかけを、今回再びいただいたのかもしれませんね。



Footballは生活の一部。以前そんなような事を書きました。今回このようにFootballに関する充実した日々を送ることができたのは、Football以外の部分で僕が「落ち着いた状態」にいられたからに他なりません。要するにそれは、家族や友人(先輩、後輩など皆含めて)の存在があるからですよね。

本当のところ、何が“幸運なこと”なのか・・・?

それは何よりも、その存在が「宝」であり、その存在が本当の意味で「幸運なこと」だと、心から言えると思います。

本当にありがとうございます。


 
さて、感傷に浸っている暇はありませんね。もうすでに次のW杯に向けて各国は動き出していますし。終わってしまったものはもうすでに「良き思い出」です。でももちろん大切にしていきたい!しかし究極の問題は、WMのどの試合を観たか、どこに行ったかも大事ですが、その過程の中で何を感じ、何を刻み込めたのか、がなければそこに居た意味はない、ですよね。

引き続き頑張りましょう。以上、幸運な週末でした。

Tschuß! WM!!
[PR]
by ynikki | 2006-07-15 19:23

幸運な週末②

 みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

 さて、幸運な週末第2弾をお伝えしようと思います。それは遡る事7月6日。とある英文メールが僕の元に届きました。

We are delighted to inform you that within the Conditional ticket programme for the 2006 FIFA World Cup Germany (TM) you have been allocated 2 single tickets for the following match:
Match #63: (3rd Place) R61 - R62, Stuttgart, 08.07.2006


 ??? → !!!
 喜ばしいお知らせ!?あなたにチケットが割り当てられた!?

 メールはFIFAからで、試合日時は7月8日。3位決定戦。ということは「ドイツ戦」!!つうか2日後ジャン!!

 以前だめもとで申し込んでいたチケットが今更になって・・・。僕は慌てました。様々な書類を用意すること、そして準備をすることを急遽強いられたのでした。何が起こったのか全くわかりません。とにかく必死で準備し(FAXもプリンターも我が家にはありませんでしたので)、家族と友人の協力を得て、いざシュツットガルトへ・・・。
 しかし、行く最中も全く信じていませんでした。チケットは、試合当日にチケットセンターで引き換えるよう指示されていたんですね。でもほんまに自分のチケットは用意されているのか・・・。だれかが俺に「ドッキリ」しかけているんちゃうの??ってね(笑)。

 で、これまでドイツにいながらW杯を観戦する機会に恵まれていなかった友人と、この「冒険」を共にしながら(よくもまあついて来てくれたもんです・・・笑。でもDankeです!)、チケットセンターに到着。
c0055009_743648.jpg


 (長くなるので割愛しますが)緊張の約15分を経て、見事チケットゲット!!ほんま緊張しました。係のおねえさんの持っていたリストに我が名が載っていた時の感動は忘れません(笑)。

 ドイツvsポルトガル。21時キックオフ。

 とにかくこれが僕の最後の最後のWM体験だと思い(神様が与えてくれたラストチャンス!)、試合内容もさることながら、たくさんこの“空気”を吸おうと思って観ていました。
c0055009_762925.jpg


 まさにそこは「劇場」でした。

 68m×105mの舞台上には、主に22人の選手、3人の審判、1個のボール、2つのゴール。いたってシンプルな演出です。(監督が思い描くもの以外)細かな台本はなく、身体一つでボールを操り表現する。

 なぜこんなシンプルなものに人は集まるのだろう、と本気に思いました。もちろん僕もそれに魅了されている一人なんですけどね。それは人々の人生の(何%かはわからないけれど)一部を占めている。Footballは人類にとってとても大きな存在だと感じた瞬間でした。そしてその具体的な原理を今、こっちに来て捜し求めている気がしています。

 また、(現実的な話として)ドイツ代表を改めて生で観れたこともとても勉強になりました。細かいことはまた今度にしておきますが、こんな幸運はこれまで出会ったことがないものでした。お祭りの福引すら当たったことがないのに・・・。

 とにかく、大満足のWM。ありがとう!って心で叫びながら帰りました。その時はまだこれから起こることを予想打にしていませんでしたので・・・。

 以上、幸運な週末②でした。この日から感じ取ったことはほんまに多くありましたよ・・・。

 ご協力くださった方々、僕と冒険を共にしてくださった方、本当にありがとうございましたm(_ _)m
[PR]
by ynikki | 2006-07-14 07:12

幸運な週末①

 みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

 さて、僕は人生で二度とないであろう、幸運な週末を迎えるに至りました。びっくりします。怖いくらいです。未だに信じられません。その内容をようやく今日になって順番にお伝えしようと思えるようになりました。僕がこの先、下り坂の人生を送るようなことがあれば、この出来事が全てのターニングポイントだったと思ってください(笑)。まあそれは冗談としても、すばらしいチャンスにめぐり合えたということです。僕はこれを次に活かさなくてはなりません。

 Schritt für Schtritt。

 意味はステップ・バイ・ステップ、一歩一歩という意味です。この一語は僕が欧州に来てから、様々な意味でテーマとして、自分の中に持ち続けてきました。金曜日の出来事は僕にこのことを強く印象付けてくれました。
 僕はその日、Bonnに向かっていました。用事を済ますためでしたが、ついでに僕が3ヶ月住んでいた寮に顔を出そうと思い立ったのです。

 すると・・・、





c0055009_17481274.jpg


 元CiviのAlexがいたんです!!!!Civiというのは、僕が通っていた語学学校内で様々な雑務全般、そして僕達外国人のお世話をするドイツ人青年達を呼びます。彼らは20歳そこそこで兵役を課せられるのですが、兵役免除を得る代わりに様々な形でボランティアをすることを義務としているらしいのです。
 Alexは僕が最初に出会ったCiviです。同じ寮に住んでいて、全くしゃべられない僕ともきちんと対応し、話をしてくれました。そんな彼は4月でBonnを去り、同じくCiviとして南アフリカのドイツ語学校に派遣されていました。彼はそれをも終えて、大学に復学する前の休暇を利用しBonnに遊びに来ていたんです!そして僕もその場に偶然舞い込んだ!というわけです。

 もちろん僕のドイツ語の上達具合は全然です。しかし、以前とはほんの少し違う調子でAlexと話ができました。彼は言ってくれました。「ドイツ語、上手くなったじゃん!」って。

 別に現状に満足する気はさらさらありません。でも、これまで特別なことは何一つしてきませんでした。ただただ授業を一生懸命聞いて、その日一日から何か一つ学習することを心がけてきただけです。そんな、“ひとカケラ”の積み重ねによって、以前よりは“ましな”会話ができるようになっていたんですね。これが嬉しかった。初期の状況を知る数少ない人なので、そんなことを実感でき、しかも(社交辞令的に・・・笑)Alexは褒めてくれました。

 突然明日、天才のようにしゃべられるようにはなり得ません。それに僕はプレッシャーに弱いので(笑)、毎日の生活や会話を楽しみながら、無理をかけ過ぎることなく自然に積み重なっていた、といった感覚が自分には合っている様に思います。もちろん、どこかではグッと頑張らなければならないときもあると思っていますよ。

 もっと頑張ったらもっと良い成果はあったと思います。でもこれまで少しずつ自分のペースを保ちながら行なってきたことで、“気づいたら前に進んでいたこと”を実感できたことが何よりも嬉しかった。Alexに久しぶりに出会えた喜びとともに、そんなことを実感できた幸運な週末初日でした。

 Schritt für Schtritt。

 一歩ずつです。いきなり百歩は難しい。果たして昨日は何を学習したのか・・・。これから思い返してみたいと思います。
[PR]
by ynikki | 2006-07-12 17:55

sensitive Nippon

 みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

 さて、以前ひょんな機会でお知り合いになった数学者の方と今日、再度お話しする機会に恵まれました。その方はドイツ国内のとある研究所にお勤めになってらっしゃる方で、そして非常にサッカーフリークでもいらっしゃいます(^^)

 僕は以前「サッカーは数学である」といったことを、オランダ代表の20歳のマドゥロ選手が語っている記事を読んだことがあります。そんな話をその方にぶつけると、

 「数学の世界でも、応用的にスポーツの分野に研究が及んでいますよ」と・・・。

 詳しいお話は事情によりここでは公表できませんが、とても興味深いお話でした。それはピッチ上の話ではなく、それ以外の部分でのお話だったのですが、数学の世界がスポーツの分野にまで研究が及んでいることにとても興味をそそられましたよ。

 そんな話からスタートしつつ、その方はとても興味深いことを僕に話してくれました。その方は「日本って何?日本人というのはどういう存在なんだ?」と最近よく疑問をもっていらっしゃるそうなんです。僕も自分の外国人の友人と「日本ってどういう国?」みたいな話になると上手く表現できなくなる傾向にあります。なかなか難しい問題かなと思ってしまいます。

 で、その方が数学のことでお話してくださいましたが、江戸時代にだって日本にはすばらしい数学があった。そういった過去に築かれた歴史が存在するわけで、日本を語る上では、そういった歴史を知る必要性があるのではないか。そこに「日本を語るヒント」も存在する・・・。

 要するに、そこから紐解いていかないことには、今在る姿を明確にキャッチできないのではないか・・・と。日本はどんな歴史に彩られ、どんな特色を今、持つに至っているのか。日本って何なのか、という問いに対する解答は得られない。また他国との比較も難しい。今在る姿だけを単純比較し、日本を語れるほど浅い話ではない。

 そしてこれを僕なりにスポーツで言うなれば、日本のスポーツは武士道的伝統に育まれ、体育という教育的側面を持ってスポーツがもてはやされた歴史がある。その中から生まれた価値観があり、実際の技術・戦術的要素から思想に至るまで、今在る日本スポーツが(一部)彩られているのではないか・・・。サッカーもその一つ。例えば、今回のWMにおける日本代表の、結果だけを単純比較はできず、歴史的なもの、文化的なものなど、もっと深いところにその要因、本質は眠っていると考えるべきなのではないかと・・・。そこにある他国との違いは何なのか?(良い悪いを言いたいのではないので、ご理解ください。)

 さらに興味深いところに話が及びました。

 「歴史的に考えても、日本は、勝負や戦い事を“芸術的なもの”に転換できる民族なのではないか?または、芸術的要素を見出す、または芸術性をもたせることができる民族・・・。例えば、宮本武蔵の巌流島での決闘。勝利した武蔵ももちろんだけど、敗れた佐々木小次郎についても語られている。(勝敗だけでなく、その戦い方一つ一つの詳細、こだわり等も)」

 僕なりに解釈したことは、日本の歴史的背景をもとに、当然日本的何かを他国に表現できるものも、方法も、存在するはずだと。その一つとして、芸術的価値観というものをスポーツ、Footballにも持たせることができて、そんなsensitive(※芸術などが、微妙なところを巧みに表す意味)な部分を日本の強みにできるのかもしれない・・・。そうなれば日本人の特色として、きっと勝敗のみならず、それ以外のところにもスポーツ、Footballの価値を見出すことができるのではないか。簡単に言ってしまえば“日本的に”もっと楽しむことができるはずだ、と思ったんですね。

 日本とは?日本人とは?日本的Footballとは・・・?他国との比較の中でそういったものを今後語ることができたとしたら、そこに歴史的、文化的背景は必ず欠かすことができない要素であるということを、改めて思った今日の出来事でした。

 小難しい話になってしまい申し訳ありません。しかも、その方との会話を思い出しながら書いているもので、理屈が通っていないかもしれません。
 しかし、今日のお話によって、日本人として異国の地で、異国の地の空気を吸って生活していることの意義を改めて感じさせてもらいました。また一つ学習できたかな・・・?(^^)

 最後に、中田英寿選手が引退を表明されましたね。ご自身の心のうちは当然計り知れませんが、僕が思うに、彼こそsensitiveに日本を表現してくれていたのではないかと思います。彼の存在とこれまで見せてくれた勇姿に感謝し、今後のご活躍を引き続き応援したいと思います。



※今回は歴史的な事や数学界の事についても言及しておりますが、会話全てを記録したわけではないので、あくまで今日の出来事をもとに僕の勝手な解釈を載せているとご理解ください。少々事実と逸れてしまっている部分や歴史的な部分の解釈に偏りや間違いがあるかもしれませんが、全て僕自身の責任の上でブログに載せております。特に今回は読まれる際に、ご注意とご了承をいただけると幸いです。
[PR]
by ynikki | 2006-07-04 03:02

人と人との出会い

みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?WMも最終局面に入りましたね。試合がない日が少し寂しく感じられる今日この頃です。

さて、昨日僕は再びBonnまで足を運びました。目的はまたまたやってきた別れの時を迎えるためです。

今回、僕のとても大事な友人である、スペイン人のアルベルトがいよいよ帰国の途につくことになっていました。以前にも紹介しましたが、彼とは僕がBonnにいた3ヶ月間、ずっと同じクラスでドイツ語習得の苦楽をともにしてきた仲です。彼自身も非常に親日家で、日本の事情にも大変興味を持っていました。そんな彼ともお別れです・・・。

彼との会話はいつも片言のドイツ語。

ほんまに思いますが、国籍、人種、言葉、年齢などなど、友達になるっていう瞬間はあまり関係ないんやなって。もちろん言葉なんかは重要要素ではありますし、なりやすい、なりにくいはありますが、そんなことを意識することもなく、僕としては彼と、いろんな部分で感性があっていた気がしますし、お互い尊重し合っていたかなって思っています。

彼がスペインである事業を手がけていて、結構“偉いさん”だということを最近知りました。思わず笑ってしまいましたよ。だって、そんな地位や名誉、立場とかこれまで意識して話してなかったし、そんなことは友達になるならないには全く関係ないなって心から感じたんです。要するにどうでもいいことなんだなって・・・。

彼に出会えたことは僕に多くの自信を持たせてくれましたし、今後の人生の大きな刺激となりうると思っています。“自分に素直でいよう”とした自分と、何のこともなく出会い、仲良くなれたわけですからね。

彼と出会えたことを感謝してやみません。

未だに彼がスペインに戻ったことが実感としてわきません。まあそのうち会えるんじゃん、くらいの感覚でいます。そう思っておけばまたいつか会える気がします。

そう思いながら、もう少したったらメールでも書こうと思います。
[PR]
by ynikki | 2006-07-03 08:07

ブラジル代表を観て感じたこと(長文です・・・)

 みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?

 さてさて、今日はブラジル代表を観て感じたことを、思い切って書いてみようと思います。あくまで推測ということで、「ふ~ん」程度に読んでください。ちなみに、今ブラジルvsフランスの前半が終了したところです(笑)。

 特にロナウジーニョを観て、ブラジル代表ってひょっとしたら、攻撃の戦術的なことは「個人の裁量」に任せる“範囲が広い”のではないかなって思ったんです。もちろんWMって短期決戦であり、代表チームとしてどこも、チームの構築は(クラブチームと比較して)即席的な感じがあるとも思います。

 FCバルセロナでは例えば(実際は分かりませんよ、素人的見解です)チームの一定の「決め事」の中で、ロナウジーニョを如何に大事な局面で、フリーで、そして相手ゴールに前を向いた状態でボールを持たせるか、それをチームとしてみんなで達成しようとしているのかなって思います。なぜならば、彼らがそのような状態になれば、必然的にゴールの確率が高まるから。

 今回、ガーナ戦の最中、ロナウジーニョ、ロベルト・カルロス、カフーがなにやら打ち合わせしている場面を目にしました。もちろん実際のことはわかりませんよ。でもこの打ち合わせは、おそらく、判断基準のすり合わせをしているのではないか・・・?

 (何度も言いますが、僕が見た限りですからね)どうもブラジルの選手のプレーがよくズレる気がするんですね。合わないんです、一人一人が。例えば一人一人の距離感が近くなったり遠すぎたりすることがしばしば見られる気がします。それに、バルサの時と比べて、ロナウジーニョがボールを保持する時間が長い気がするし・・・。効率的ではない部分がある。(その原因の本質は僕にはまだ見抜けません・・・苦笑。)

 で、僕が思ったのは、ひょっとしてブラジル代表はこれでOKなのか?ということでした。

 こう考えた勝手な根拠があります。

 ブラジル代表ならば、個人の裁量による個々の判断基準を持ち合わせて、十分相手からゴールチャンスを作ることができる。一人一人の技術や経験、勘があり、引き出しも多くもっているはずですから。それに、それをすり合わせる方法も心得てるとすれば・・・。そのレベルがめっちゃ高い。

 でもいくらブラジル代表といえども、誰かが「これ」って決断しないとズレが生じやすい。だから多少ズレる・・・。ボールを奪われた後のリスクもあると思います。

 僕はこれもブラジル代表としての“文化”の一つなのかもしれないと考えてみました。それぞれの選手はいろんなチームでプレーし、個々人でFootball観が違うはず。だけど、ブラジル代表でプレーする時には、こうやって一人一人のFootball観をピッチ上で持ち寄りながら、すり合わせながらプレーするもんだ、って選手が分かっているのかもしれません。多少効率的でなかったり、ズレてもOKみたいな・・・。(もしこうであるなら、監督の仕事は動機付け?選手決め?ザガロさん何回WM関わってはるんやろ?・・・笑)

 それに、そうやって持ち寄り、すり合わせるところに面白さがある!という、ブラジル人(ブラジル代表)の価値観がそこにあるとすれば、また興味深いかもしれません。選手以外の第三者が効率性をもたらすよりも、選手個人の裁量をもってチーム力を発揮する方が強いし、楽しいし、好きって思う、とかね・・・。

 言い方を変えれば“好き勝手やっている”。でもその“好き勝手”という度合いや質が、言葉から生じるイメージとはだいぶ違うのではないかなって思います。そこにはタイミングもあるでしょうし、スペースを空けたり使ったり、ゴールへの効率性も生じる。そういったものが“好き勝手”の中から生まれるところに、ブラジルの価値観があるとしたら・・・。

 ちなみにこれを日本代表に置き換えた場合・・・。

 難しいかもしれませんね。選手、そして国としての経験値、Idea、引き出しの多さなど、どれをとっても当然乏しいと考えざるを得ないのではないでしょうか。ならば、強国と戦い、勝利することを目指すのであれば、他の方法を考えるべき、ということになりますね。例えば、ある程度深いところまで決め事を設ける必要性がある、とか。極端に言えば、ある一定以上に、ピッチ上が“管理される”必要があるかもしれません。11人で意図的に相手を食いつかせ、スペースを生み出し、得点の確率を11人全員で高める。そのための「決め事」・・・。(書籍では“規律”って書いてあるのをよく目にします。)

 以上のようなことを考えてみました。ブラジルのパレイラ監督が本当のところ、どういったお仕事をされているのか当然わからないし、そもそもブラジル代表の戦いにズレがあると自分が感じていること自体、間違っているかもしれないので・・・、あくまでゲームを見たうえでの推測に過ぎないということでご了承ください。

 今フランスの勝利が決まりました。ということは、僕が考えたブラジル代表の“ズレ”は、単なる“スキ”があったってことだけだったかな?よく考えれば、ブラジルのこれまでの相手は、クロアチア、オーストラリア、日本、ガーナ。タレントだけを見ても決してブラジルが劣ることのある相手ではなかった・・・。これまでは何とかなってただけなのかな(笑)。

 僕は、ジーコさんは“日本Football”の方向性を一つ、示してくれたのではないかと思っています。それに対する評価や好き嫌いの感情は別にして、日本のストロングポイントは?それを活用する方法は何なのか?と、考える一つのきっかけをくれたと思います。TR、チーム管理、ゲーム中などなど。

 日本のFootball文化や価値観が構築されるにはまだまだ時間が必要です。ですから今回のWMは日本にとって大きな糧となるはずです。いや、そうしてほしいと思います。この糧をもとに、Oシム氏の監督就任が理屈をもって進められているならば、今回の敗戦も無駄ではないと思います。(生意気言ってすみません・・・笑。)

 いやあ、こうやっていろいろ歴史を刻みながら文化、価値観って構築されるんだろうなあ、なんて漠然と思いますね。

 長々とすみません。思い切って書いた文章を、ここまで読んでくださった方(もしいらっしゃったら)本当にありがとうございますm(_ _)m
[PR]
by ynikki | 2006-07-02 07:54