半年間で感じたもの |
みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか? 1週間ちょこっと考えていました。6ヶ月で感じたことってどんなことがあるだろうかと・・・。 やはり異国の地に足を踏み入れたわけですから、一番大きく感じたことは“違い”です。決して特別なことではなく、誰しもが感じる普通のことです。ごめんなさい(笑)。 そして文化、慣習などはもちろんですが、やはり僕が一番感じたかったもの・・・、Footballに関することはとても大きい。 W杯を観戦できたことがその大きなきっかけですが、それぞれの民族によってFootballに対する、とりわけ「価値観」が大きく異なるのではないかと感じられたことは僕にとってとてもためになった気がします。 おのおのの価値観は、それぞれの国の文化、歴史的背景から培われ、変化、洗練され今に至っていると考えられ、そんな民族毎の価値観のぶつかり合いがW杯という舞台上で上演されているのだろうと感じました(どこかのコラムとかに載っているような内容でしたらごめんなさい)。 また、漠然とした主観的なことですが、これらの様々な価値観を持って、大陸の人々はFootballという“遊び”を、“真剣に”行なっている気がしてなりません。言い方を変えれば、Footballは所詮遊びであることを根底に(無意識に)持ちつつも、そこに本心から熱く、真剣に取り組んでいる。ピッチ上のみならず、クラブごとでの運営(お金儲け)なども含めて。 何が良いとか、どちらが優れているとかの話ではなく、民族毎にFootballを“真剣に遊んできた”結果、それぞれの民族の長い歴史と文化的背景が相まって独自に価値観が構築され、それぞれの民族に合った形でFootballが表現されるようになったのではないか、と感じられました。(実際のところはもちろんわかりません。学者ではありませんし、あくまで個人的に勝手に感じたままを書いているだけです。ご了承ください。) Footballやその他スポーツというのは遊びから派生したものだと言われています。その言葉を借りるならば、特に欧州の人たちは生まれたときからFootballという遊びが近くに存在していたわけです。どのようにしたら面白くなるか、どうやったら上手くいくか・・・。そんなことを真剣に考えてきたに違いありません。100年以上も繰り返し繰り返し・・・。 日本人である僕は、今そんな価値観を持とうとする過程にいるのかもしれません。もし今後コーチとして生きていけるのならば、今、伝え方はもちろんこと、それ以前に「何を伝えたいのか」という部分をもっと磨かなければならないと最近思うようになっています。 Footballにも多様な価値観が存在する。そんな中、仮に僕が一つの価値観を持ち、少しでもそれを表現できたならば・・・。嬉しい限りですね。 答えが一つのみならず、とてつもない数だけ存在することを知れただけでも、この半年間ほんまに大きいことやなあ、と感じたりしています。みんなそれぞれで“違う”んですよね。答えはもちろん、答えの導き出し方も。 何とか少しまとまった・・・、気がします(笑)。また様々な経験をする中で以上のような感想も、少しずつ変化することと思います。半年たった現時点ではまだこんなことくらいしか言えません。もう少し頑張らねばなりませんね(笑)。 抽象的ですので、また何か(優しく)ご意見聞かせていただけると嬉しいです。それではまた! |
by ynikki
| 2006-09-11 05:41
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